こんにちは。一般社団法人 日本姿勢構造機構 理事 仲野千春と申します。
代表理事である、姿勢治療家®仲野孝明と同じ苗字なので親族の方かな？と思われた人もいらっしゃると思います。
そうなんです、実は主人でして（汗）。

何にも知らないまま嫁いだら創業大正15年、のべ180万人以上の患者数、3度の褒章受章・勲章受勲を誇る仲野整體の4代目長男だったことを知るのですが、結婚・出産を経て2008年8月８日に仲野整體東京青山を開院しジェネラルマネージャーとは名ばかりで、自分の得意不得意問わず何でもしながら今日を迎えております。

開院時代の苦労話や笑ってしまうエピソード、「生き方の姿勢を学ぶ」話などは、また何かの折にさせていただきたいと思います。

そんな私は、幼少の頃から「姿勢」っと言われるだけで拒否反応がありました。

幼少のころから両親に口うるさく「姿勢が悪いよ、直しなさいね」と言われ続け、ピアノの練習の時、どうにかしたかった母が、苦肉の策で背中に長い定規を入れたり、着物の帯を巻いてくれたりしたのですが、母の頑張りむなしく効果なし、親の頑張り空回り。。。。私の姿勢は一ミリも良くなることはなく。

小学生の時は金管マーチングバンドをしており、私の担当トロンボーンは先頭で行進するので目立ってしまい、途中途中練習中「姿勢」と先生にどやされる訳ですが、自分が正しいと思う姿勢をしても、先生に「そうじゃあないのよ」と言われ、じゃあ正解の姿勢ってなんなんだよと思っていました。今思えば、正しい姿勢をしようとして、頑張りすぎて不自然な反り腰になっていたのかもしれません。そんな感じで、はつらつとしたミニスカート＆ベレー帽の元気なマーチングバンド内でも姿勢は一ミリも良くなることはなく。

そして中学校の時は、長身だったため友人に小さい子達が多かったこともあり、いつも話している時は少し前かがみだった気がします。
高校は青春を全く謳歌することなく、がむしゃらに机に向かう暗黒時代（向かっただけで本当の勉強はしていなかったらしい）、大学となり全く運動もしなくなりました。
そうなってくると、おのずと私の姿勢は一ミリも良くなることはなく。

社会人は大学のあった東京でそのまま就職しました。ランドスケープ・造園コンサルタントで設計士（造園施工管理技士1級）として、現場も行くのですが、ほぼ一日中パソコンでデザインを起こしたり、ＣＡＤで図面を作成したり、デスクワークをほぼ休暇なしでしておりました。その当時はかなり体調も悪く、肩こりや重度の生理痛や特に頭痛が常にある状態で、ひどい時は吐き気で動けなくなることもありました。でも好きな仕事＆若さもあり何とか続けられていました。そんなある日、タイトな生活のせいか耳鳴りが始まってしまい、その頃から少し健康に対して情報を探すようになりました。結果、もちろん私の姿勢は一ミリも良くなることはなく、より悪化しました。

姿勢が良くなるどころか、悪化する

その頃、大学の先輩である当時お付き合いをしていた仲野孝明（現姿勢治療家®）と結婚することになりました。

結婚するまで、柔道整復師や鍼灸師などという職業があることすら知りませんでした。
そんな、幼少の頃からずっと「姿勢」という言葉に恐怖を覚えていたのに、一番「姿勢」と言う人と結婚してしまったことを後で知るのです。

案の定、姿勢が悪いので結婚してからも姿勢とご指導され

「自分でも姿勢悪いの分かっているし、でも治せるもんじゃあないじゃん。姿勢よくするの持続できないんですよ。。。
まぁゆうても～、姿勢悪いと困るの見た目だけだし～」トホホと思っていた結婚してから数ヶ月後
ついに事件が起こってしまったんです。

老舗臨床家に嫁いだ私、クリニックの上の居住空間でまさかの【ぎっくり腰】になるの巻

結婚当初は三重県四日市の本院クリニックの上の階に、二世帯皆で居住していました。ある日部屋の大きな鉢を移動させようとして、チョイっと動かそうとしたら急に腰に力が入らなくなり、脚を動かそうとしても、何にも力が入らない、人生初の出来事に、偏った知識でこれは脳梗塞で私は召されるんだな「お母さん・お父さんすみません」と思いながら数分過ごしてみましたがお迎えが来るわけでもなく、ただ立ち上がれないだけだなと気づき、これは世に言う【ぎっくり腰】っていう現象ではないだろうか！？とやっと理解したのです。

貞子ばりのほふく前進で携帯をずるずると取りに行き、家族にヘルプのコールをするのに携帯を手にとったものの、一階では、主人や義理の父、義理の弟、義理の母が仕事をしている、そして患者さんがいる、そんな中三階から、新嫁が抱えられながら【ギックリ腰】で降りるなんて、営業妨害のなにものでもない！！！それはいかん！！回避せねば！！！と嫁なりに考え、お昼休憩まで待って、仲野整体本院に電話をして

「あの～千春ですけど、立ち上がれなくなってしまい」と伝えたところ、「えっどこにいるの！！！！！」と返答あり、「家にいます。。。。」と答えるやいなや
夫と義理の弟が爆笑しながら救出に来てくれて、治療をしてくれて、すぐに歩けるようになったのですが、姿勢を気を付けなさいと言われていたのに、無理だし～と悔い改めない私に神様がついに、カラダで理解させようとしなすったと思いました。

いくら人に言われても姿勢を改善させない私、ついに天罰がくだる。

悲劇がさらに続く、姿勢の悪い妻を持つ男が姿勢治療家®と名乗り出す

本院にいた数年後に、仲野整體東京青山を開院。その頃から「正しい姿勢」「正しいカラダの使い方」メソッドが確立して、仲野孝明が姿勢治療家®と創設するのですが、私にとっては悲劇のなにものでもない、こんなに世の中に職業があるのに、なんでよりによって「姿勢治療家®」の妻になるなんて、よっぽど前世に姿勢で人様に迷惑をかけたのか、カルマをなくすために現世でも、私は姿勢の修行をしなければならないんだなと自分の宿命を恨みました。

そんな10年がたった今。私はあれ以来、ギックリ腰様とは無縁でしかも免疫も高く、若いころよりきっと仕事のパフィーマンスも高い。
ちゃんとカラダのメンテナンスをしてもらっているからでしょと思われるかもしれませんが、お寿司屋さんが毎日お寿司を食べないように、まず患者さん優先なので、なかなか治療をしてもらえない（笑）だから自分のカラダは自分でコントロールして、自分でカラダのご機嫌を取らないといけないのです。※問題があるときは、治療してくれます（笑）夫の名誉のために加筆。

そして現在

姿勢は良くなったのかというと、実は良くなっているっぽい

証明写真を撮りに行っても「顎引いて、姿勢よくして」と言われなくなった、なぜならば小学生時代の「正しい姿勢ってなんだよ」から姿勢治療家®に姿勢作法を教えてもらい、ギックリ腰事件後、もうあの痛みは嫌だと素直に聞くようになり（笑）、自分の「正しい姿勢」の位置が分かるようになった。最近患者さんからすると、姿勢悪いキャラではないらしい。

姿勢が悪くて猫背は治らないと思っている人は、あきらめないでほしい！！
絶対私より素直だと思いますので、すっと姿勢作法を習得できると思います！！！！

そしてこんなに姿勢に対して拒否反応を示していた私だから、いやまだ完全に払拭された訳ではない、少なからず拒否はある。
そんな私だからリアルに伝えられることがあると確信しております。
私はコアが抜けやすく、ありがたい姿勢のご指摘を姿勢治療家®にまだまだ賜っている最中です。一緒に楽しい姿勢道を皆様と進んで行けたらと思います。

長い文章最後までお付き合いありがとうございました！！

今度も独身・結婚・出産・更年期など女性ならではの時期に合わせた発信できればいいなと妄想しております。

一般社団法人 日本姿勢構造機構／姿勢治療家®ともに姿勢に対する啓蒙活動しております
姿勢崩れているなと思った時に、読んでもらったり聴いてもらったり観てもらったり
お好きな媒体を習慣化につかっていただけると幸いです。

 

一般社団法人 日本姿勢構造機構 理事
～姿勢に自信がないからこそ、理事やっちゃってます～
仲野千春

 

 

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